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秋風の寒きこのころ下に着む 大伴家持 万葉集 巻8-1626

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秋風の 寒きこのころ 下に着む 妹が形見と かつも偲はむ 秋風之 アキカゼノ 寒比日 サムキコノコロ 下尓将服 シタニキム 妹之形見跡 イモガカタミト 可都毛思努播武 カツモシノハム 大伴家持 オオトモノヤカモチ

秋さらば見つつ偲へと妹が植ゑし 大伴家持 万葉集 巻3-464

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秋さらば 見つつ偲へと 妹が植ゑし やどのなでしこ 咲きにけるかも 秋去者 アキサラバ 見乍思跡 ミツツシノヘト 妹之殖之 イモガウヱシ 屋前乃石竹 ヤドノナデシコ 開家流香聞 サキニケルカモ 大伴家持 オオトモノヤカモチ

秋の野に咲きたる花を指折り 山上憶良 万葉集 巻8-1537

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秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花 秋野尓 アキノノニ 咲有花乎 サキタルハナヲ 指折 オヨビヲリ 可伎數者 カキカゾフレバ 七種花 ナナクサノハナ 山上憶良 ヤマノウエノオクラ

臥いまろび恋ひは死ぬともいちしろく 作者未詳歌 万葉集 巻10-2274

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臥いまろび 恋ひは死ぬとも いちしろく 色には出でじ 朝顔の花 展轉 コイマロビ 戀者死友 コヒハシヌトモ 灼然 イチシロク 色庭不出 イロニハイデジ 朝容皃之花 アサガホノハナ 作者未詳歌 サクシャミショウカ

初秋風涼しき夕解かむとぞ 大伴家持 万葉集 巻20-4306

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初秋風 涼しき夕 解かむとぞ 紐は結びし 妹に逢はむため 波都秋風 ハツアキカゼ 須受之伎由布弊 スズシキユフヘ 等香武等曽 トカムトゾ 比毛波牟須妣之 ヒモハムスビシ 伊母尓安波牟多米 イモニアハムタメ 大伴家持 オオトモノヤカモチ

あしひきの山鳥の尾の一峰越え 作者未詳歌 万葉集 巻11-2694

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あしひきの 山鳥の尾の 一峰越え 一目見し子に 恋ふべきものか 足日木之 アシヒキノ 山鳥尾乃 ヤマドリノヲノ 一峰越 ヒトヲコエ 一目見之兒尓 ヒトメミシコニ 應戀鬼香 コフベキモノカ 作者未詳歌 サクシャミショウカ