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秋山にもみつ木の葉のうつりなば 山部王 万葉集 巻8-1516

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秋山に もみつ木の葉の うつりなば さらにや秋を 見まく欲りせむ 秋山尓 アキヤマニ 黄反木葉乃 モミツコノハノ 移去者 ウツリナバ 更哉秋乎 サラニヤアキヲ 欲見世武 ミマクホリセム 山部王 ヤマベオウ

人もなき国もあらぬか我妹子と 大伴家持 万葉集 巻4-728

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人もなき 国もあらぬか 我妹子と たづさはり行きて 副ひて居らむ 人毛無 ヒトモナキ 國母有粳 クニモアラヌカ 吾妹子与 ワギモコト 携行而 タヅサハリユキテ 副而将座 タグヒテヲラム 大伴家持 オオトモノヤカモチ

故郷の初黄葉を手折り持ち 作者未詳歌 万葉集 巻10-2216

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故郷の 初黄葉を 手折り持ち 今日ぞ我が来し 見ぬ人のため 古郷之 フルサトノ 始黄葉乎 ハツモミチバヲ 手折以 タヲリモチ 今日曽吾来 ケフゾワガコシ 不見人之為 ミヌヒトノタメ 作者未詳歌 サクシャミショウカ

梨棗黍に粟つぎ延ふ葛の 作者未詳歌 万葉集 巻16-3834

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梨棗 黍に粟つぎ 延ふ葛の 後も逢はむと 葵花咲く 成棗 ナシナツメ 寸三二粟嗣 キミニアハツギ 延田葛乃 ハフクズノ 後毛将相跡 ノチモアハムト 葵花咲 アフヒハナサク 作者未詳歌 サクシャミショウカ